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観光スポット 御釜・蔵王エコーライン沿線

駒草平

高山植物「コマクサ」が群生する展望台

標高1,383mの駒草平は展望がよく、西に蔵王連峰から湧き出た水が流れ落ちる「不帰の滝」や「振子滝」を望み、東は奥羽山脈の山なみを越えて太平洋も一望できます。

高山植物「コマクサ」の群生地で、6月中旬から7月にかけて最盛期を迎えます。

※高山植物を採ることは禁止されています。

「駒草平」のポイント

駒草平の一角にある「不帰の滝(かえらずのたき)」は、御釜から流れ出る水が溶岩台地の上を流れ、泥絵具で彩色したような無気味な岩肌を噛みながら一気に落瀑します。高さ97.5m、幅14mあり、濁川の五色岳の東部に深く切り込んでいます。
滝の名前の由来は、その昔、ここに鬼ばばが住んでいて登って来る男どもを捕まえて生き血を吸ってはこの滝に落としました。そこで、あの山へ行った者で帰って来た者はいないということから「かえらずの滝」と呼ばれるようになったという説と、訪れる人が帰るのを忘れて見惚れるという説があります。

駒草平の展望台からは、五色岳の東北を流れる振子沢から落ちる「振子滝(ふりこたき)」が望めます。

周辺に雪渓が残っている期間や、雨の後に流れる幻の滝で、二段の糸状に落ちる繊細な滝です。

風が強い日は、この滝が左右に降られ、時計の振子のように見えます。

「駒草平」の基本情報

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。

名称駒草平(こまくさだいら)
所在宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内
アクセス東北自動車道「村田IC」もしくは「白石IC」から車で約45分
駐車場あり
料金無料
営業時間11月初旬~4月下旬は冬期通行止め
お問い合わせ蔵王町農林観光課 TEL 0224-33-2215
蔵王町観光案内所 TEL 0224-34-2725